スカウトを断る少女たち…もはや芸能界は夢の世界ではない

公開日: 更新日:

 美少女アイドルグループはAKB恒例の選抜総選挙が見送りになるなか、アンジュルムのリーダー和田彩花(25)の卒業後、新リーダーに就任した2期メンバーの竹内朱莉(21)の注目が高まっている。

 アンジュルムと聞いて、「なんのこっちゃ?」と、中高年サラリーマンは言うのではないか。アンジュルムとは、モーニング娘。を擁するハロプロ所属のグループで、初のアーティストブック「アンジュルムック」も売り切れ店が続出するなどしているのだが。

 そう説明しても「ふーん」という感想が聞こえてきそうだ。といっても、最初にプロデュースしたつんく♂も現スタッフも、「それでいいです」と言うのではないか。デビューし、人気に火がついたら、全国区の知名度を目指して、紅白出場で国民的存在に。そんなシナリオを芸能関係者の大半が思い描いていた時代は終わり、最近は小さい経済圏というか、コアなファンだけを見て営業、活動するようになった。

 AKBの秋元康プロデューサーをはじめ、テレビの深夜枠の、アイドルファンが見ている番組の後とか、同時間帯を押さえるのが主流になった。ちょっと前の話だが、うまいなあと業界が感心したのは、指原莉乃(26)の使い方。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「高校生を指名するのが怖くなった」…プロ球団ベテランスカウトが漏らす苦悩と本音

  2. 2

    自民・高市一派は衆院選28敗に終わる…全国サナエ行脚も虚しく「石破おろし」ご破算の目

  3. 3

    《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した裏に「カラダの問題」

  4. 4

    育成契約は嫌だった?ドラフトで名のある高校球児が軒並み指名漏れのカラクリ

  5. 5

    小泉進次郎氏サッサと選対委員長辞任…「すべて私が責任取る」で“泥舟からの逃亡”が真意

  1. 6

    岩井姉妹ワンツーフィニッシュでも「客離れ」に拍車…今季33試合のうち20試合がギャラリー減

  2. 7

    デーブ大久保さん(2)長嶋監督に「大洗を買いなさい」と勧められ「ゴルフ場も買えるんですね」と返したら…会員限定記事

  3. 8

    油を取ってスルスルやせる「MCTオイルダイエット」…実践した医師は2カ月で6キロ減

  4. 9

    阿部詩は大号泣、斉藤立も憔悴…ニッポン柔道大苦戦を招いた「全柔連の罪」

  5. 10

    RADWINPS野田洋次郎に“泥酔飲み会”報道 ファンも失望させた表現者としての「ダサさ」