スカウトを断る少女たち…もはや芸能界は夢の世界ではない
美少女アイドルグループはAKB恒例の選抜総選挙が見送りになるなか、アンジュルムのリーダー和田彩花(25)の卒業後、新リーダーに就任した2期メンバーの竹内朱莉(21)の注目が高まっている。
アンジュルムと聞いて、「なんのこっちゃ?」と、中高年サラリーマンは言うのではないか。アンジュルムとは、モーニング娘。を擁するハロプロ所属のグループで、初のアーティストブック「アンジュルムック」も売り切れ店が続出するなどしているのだが。
そう説明しても「ふーん」という感想が聞こえてきそうだ。といっても、最初にプロデュースしたつんく♂も現スタッフも、「それでいいです」と言うのではないか。デビューし、人気に火がついたら、全国区の知名度を目指して、紅白出場で国民的存在に。そんなシナリオを芸能関係者の大半が思い描いていた時代は終わり、最近は小さい経済圏というか、コアなファンだけを見て営業、活動するようになった。
AKBの秋元康プロデューサーをはじめ、テレビの深夜枠の、アイドルファンが見ている番組の後とか、同時間帯を押さえるのが主流になった。ちょっと前の話だが、うまいなあと業界が感心したのは、指原莉乃(26)の使い方。