佐藤健「恋つづ」“キュン攻め”LINE人気に見えた新たな鉱脈

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「だから『テセウス』が数字を伸ばすのは分かるんですが、ベタすぎるラブコメの『恋つづ』がリアルタイムの視聴率を上げてくるとは意外でした」としながら、「でも、何となく分かる気もするんですよね」と、こう続ける。

「先日、居酒屋で飲んでいたら、周囲の推定30代後半から40代後半の複数の女性客のスマホが同時に鳴りました。見回すと、着信音を消している女性も、同時にスマホの画面に見入っていました。偶然にしてもちょっとおかしいなと思って、隣の女性に聞いてみたら、『タケル(佐藤健)のLINEだよ』って。佐藤の公式LINEがつくる“疑似恋人感”が、『恋つづ』をリアルタイムで見たくなるようにさせている部分も大きんじゃないかと」

 実際、日刊ゲンダイDIGITALでは20代女性記者が1月下旬、このLINEの「友だち」になってメロメロになり、その体験記をアップしている。

「恋つづ」で“キュンキュン魔王”ぶりを見せている佐藤。ちなみに佐藤のLINE公式アカウントは「有名人」カテゴリーの中で堂々の1位だ。「友だち」数は350万人を超える。

 一般女子たちの生々しい妄想を公式LINEでかき立てることで、視聴率の上昇も「つづくよ」か。だとしたら、新たな視聴率の“鉱脈”がここにあるかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ソフトB山川穂高を直撃「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」

    ソフトB山川穂高を直撃「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」

  2. 2
    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

  3. 3
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  4. 4
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  5. 5
    立憲民主党・蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

    立憲民主党・蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

  3. 8
    ヒデとロザンナの出門英 結腸がんで壮絶死

    ヒデとロザンナの出門英 結腸がんで壮絶死

  4. 9
    “ダメ大関の見本市”が後押し 新小結大の里「来場所で大関昇進」への期待と懸念

    “ダメ大関の見本市”が後押し 新小結大の里「来場所で大関昇進」への期待と懸念

  5. 10
    小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!

    小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!