ラサール石井
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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

妻からの厳命でたった一晩で何千冊もの本を処分することに

公開日: 更新日:

 今この原稿を1日前の火曜日の朝に書いている。先ほどまで徹夜で作業していてほとんど眠っていない。締め切りはぎりぎりだ。というのも私は毎日YouTubeで朝6時から生配信をしていて、そのために3時に起床しているから、配信が終わるまで執筆に取りかかれないのだ。まあこれも言い訳なのだが、しかし今朝はその配信も急きょ休んでの徹夜作業があった。

 それは奥さまから厳命された「断捨離」である。数多くある私の欠点の一つ「モノを増やす」「整理しない」「片付けられない」etc……ああ、一つではないか。とにかく、いつまでも昔からのものを捨てず、思い出だ資料だと実際には何かに使ったこともないくせにやたらとため込むのだ。しかも家にモノがあふれているくせに、新しい本や道具やグッズをさらに買い込んでくる。それらが整理整頓されずただ放置されている。

 その最たるものが本である。もちろん読書は好きだ。しかし「本を読む」より「本を買う」ほうがもっと好きなのだ。一回書店に行けば紙袋パンパンに買ってしまう。時にはそれが2つになる。分厚いハードカバーなど見るとたまらない。中身よりもその厚さに圧倒され買ってしまう。

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