フジが宮司愛海アナを激推しする本当の理由 カトパン押しのけ五輪キャスター大抜擢

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 日本代表の金メダル量産に沸く東京五輪。連日の中継に各局のアナウンサーもフル稼働中だが、その中でも、フジテレビ関ジャニ∞村上信五(39)とともにキャスターを務める同局入社7年目の宮司愛海アナ(30)が注目されている。

 26日の卓球・男女混合ダブルスで、水谷隼(32)&伊藤美誠(20)ペアが金メダルを獲得した際には、感極まった様子で「感動で手が震えていますッ!」と現地からリポートし話題に。

 五輪期間中は、スタジオと現場の往復で、五輪関係者からは、全局の五輪キャスターの中で一番忙しいのではないかと言われているという。

 発売中の「週刊女性」では、同局の今回の五輪キャスターは、「Live News it!」でメインを務める加藤綾子アナ(36)が本命視されていたが、フタを開けてみれば、宮司アナに白羽の矢が立ったと報じている。

 もともと本人も、中学時代は吹奏楽部に所属し、スポーツ経験のない“文化系”であることを公言していたが、入社4年目の18年春に「S-PARK」のメインMCに抜擢されると猛勉強を開始。スポーツに精通していったという。同年開催された平昌五輪でもフィールドキャスターを経験している。

「いつも手にしている“宮司ノート”には細かい字で情報がビッシリ書き込まれている。分からないことは、ディレクターらになんでも質問し、真面目で努力家だそうです」(テレビ局関係者)

「女子アナは美人すぎても売れない」

 1月に発売されたフォトブックは発売4日で重版。早大在学中に「ミスサークルコンテスト」「早稲田コレクション」という2つのコレクションで優勝した美貌に男性ファンも多い。しかし、同局が宮司アナを激推しするのはもうひとつ別の理由があるという。

「例の“女子アナステマ騒動”ですよ。視聴率低迷中のフジは、『女子アナ王国』といわれたかつての夢をもう一度とばかりに、若手アナをプッシュしていく予定でしたが、騒動でミソをつけてしまった。『ステマには該当しない』としながらも、結局9人もの若手アナが謝罪文を出すハメになった。この騒動と無縁だったのが宮司。クリーンなイメージで男性人気も高い彼女を全面的に推していこうとなった」(前出のテレビ局関係者)

 女子アナ評論家の松本京也氏はこう続ける。

「もともと相当な美貌で、入社当初から際立っていましたが、女子アナって、美人すぎても売れないんですよ。冷たくてとっつきにくい印象を与えるばかりで。彼女も最初はそんな感じでしたが、3年目くらいから、バラエティー番組でお笑い芸人にモマれたりしているうちに、非常にいい笑顔が出るようになってきて、雰囲気が出てきた。“親しみやすい美人”になってきたんです。これはアナウンサー界を代表するレジェンド級の人気アナになりそうだと感じていました」

 かつて同局の「プロ野球ニュース」や「すぽると!」で人気を博した中井美穂(56)、内田恭子(45)、平井理央(38)ら、スポーツアナの系譜に連なる宮司アナだが、今回の五輪での活躍で、さらにランクアップして“局の看板アナ”になりそうな気配だ。

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