「笑いのコツみたいなものを心得てたので、ご飯を食べるのに苦労しないだろうと…」

公開日: 更新日:

 昇也は1982年生まれで千葉県野田市出身。春風亭という同じ亭号の一之輔と同郷である。

「血はつながってませんが、遠縁の親戚です」

 落語家同士が縁戚関係というのは珍しい。最初から落語家志望だったのか。

「最初は漫才をやりたくて、高校卒業後、東京アナウンス学院にお笑いタレント科があるのを知って、ここに入れば漫才師になれるかもと入学しました。在学中に相方を見つけて、2001年にメロンソーダというコンビを結成したんです。僕はツッコミで、6年間漫才ライブなどで活動してましたが、だんだん2人のやりたい方向性が違ってきて、10年後の姿が見えなかった。それで解散しました」

 すぐ落語家に転身したのか。

「いいえ。いろいろ考えて、決心するまでに1年かかりました。落語家になるために、どの師匠に入門するのがいいか、自分なりにいくつか条件を出して、すべての条件にかなったのが師匠でした」

 入門志願した際、昇太はどんな印象を受けたのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「高校生を指名するのが怖くなった」…プロ球団ベテランスカウトが漏らす苦悩と本音

  2. 2

    自民・高市一派は衆院選28敗に終わる…全国サナエ行脚も虚しく「石破おろし」ご破算の目

  3. 3

    《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した裏に「カラダの問題」

  4. 4

    育成契約は嫌だった?ドラフトで名のある高校球児が軒並み指名漏れのカラクリ

  5. 5

    小泉進次郎氏サッサと選対委員長辞任…「すべて私が責任取る」で“泥舟からの逃亡”が真意

  1. 6

    岩井姉妹ワンツーフィニッシュでも「客離れ」に拍車…今季33試合のうち20試合がギャラリー減

  2. 7

    デーブ大久保さん(2)長嶋監督に「大洗を買いなさい」と勧められ「ゴルフ場も買えるんですね」と返したら…会員限定記事

  3. 8

    油を取ってスルスルやせる「MCTオイルダイエット」…実践した医師は2カ月で6キロ減

  4. 9

    阿部詩は大号泣、斉藤立も憔悴…ニッポン柔道大苦戦を招いた「全柔連の罪」

  5. 10

    RADWINPS野田洋次郎に“泥酔飲み会”報道 ファンも失望させた表現者としての「ダサさ」