竹内涼真は正念場…「六本木クラス」の熱い男役で“国民の彼氏”からの脱皮なるか?
■スキャンダルを経て、俳優として脱皮できるか?
竹内はNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」や17年の連続ドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)でアイドル的な役柄を演じ、「国民の彼氏」として名を上げた。20年の「テセウスの船」(TBS系)などの出演を重ね、21年に放送された「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系)では髭を貯えたワイルドな姿を見せたが不評に終わり、代表作と呼べるような作品には恵まれなかった。つまり、今回の追い風は竹内にとって、久ぶりのチャンス到来ということになる。ただ、こんな声もある。
「『六本木クラス』も『アキラとあきら』も竹内さんの代表作になり得る作品ではありますが、どちらも原作が人気という下地があります。脚本がよければ、作品としての評価にはある程度つながるので、単に引きが良いだけというパターンもあり、竹内さんの俳優としての真価を問うには、あと数本、出演作を確認する必要があります」(ドラマ制作会社関係者)
自身のアイドル的なイメージを上書きするかのように精力的に活動する竹内だが、どうしても恋愛スキャンダルもつきまとう。3年ほど交際していた女優の吉谷彩子(30)から、三吉彩花(26)に乗り換えたことが2年に報じられた。当時は急速なファン離れを懸念する声もあり、その影響もいまだにゼロではないだろう。