フジテレビで新たなお笑い賞レース始動 コンビ結成16年以上の“栄光なき天才”に大チャンス
フジテレビが“新たなお笑い賞レース”として「THE SECOND~漫才トーナメント~」(仮)を開催すると発表し、話題となっている。
18日にテレビ朝日系で放送された「M-1グランプリ 2022」は、今や超人気コンテンツ。今年の平均世帯視聴率は関東地区で17.9%(個人全体視聴率12.1%)、関西地区で30.1%(個人21.6%)を叩き出している(ビデオリサーチ調べ)。
「ドラマの視聴率が2桁取れないこの時代に20%近い視聴率が見込めるとあっては、“二匹目のドジョウ”を狙おうというフジのもくろみは理解できる」(キー局関係者)
■コンビ結成16年以上のM-1
同大会の最大の特徴は、「M-1」の参加資格が“結成15年以内”であるのに対して、“エントリー時点で結成16年以上”であるということ。結成から年数が経ち、「M-1」への参加資格を失ってしまった芸人たちにいま一度チャンスを与えるという意味が込められているという。
司会は東野幸治(55)。来年2月から予選がスタートし、決勝トーナメントが5月にゴールデンタイムで生放送される。民放のゴールデンタイムで放送されるお笑いの賞レースといえば現在、「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)、「R-1グランプリ」(フジテレビ系)、「キングオブコント」(TBS系)、「THE W」(日本テレビ系)などがあるが、そこに新たに賞レースが加わることになる。さるお笑い関係者はこう話す。