門脇麦「厨房のありす」に「セクシー田中さん」問題が重なる不運…難役続き《普通の演技見たい》の声も
門脇の演技力への信頼感から、一風変わった役が集中するという引きの悪さもさることながら、『厨房のありす』は、放送のタイミングと日テレの制作側の問題も重なった。
「『厨房のありす』と『セクシー田中さん』のチーフプロデューサーが同じ人物であることが視聴者に広まって以降、《作品自体は面白いけど、もう見ない》と宣言するコメントがネットでも散見されています。『セクシー田中さん』の原作改変問題の影響があったのは明らかでしょう。また昨年10月期にTBS系『フェルマーの料理』、フジ系『あたりのキッチン!』が放送され、最近は料理ドラマが続いていますし、韓国で22年に放送され、大人気となったドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』と設定などが似ているという指摘も数字が伸び悩んでいる一因になっているようです」(同)
いずれも、主演を務める門脇には何ら落ち度はない。さらに制作側の「門脇麦の技量や演技力を存分に発揮してもらう役」が、必ずしも視聴者のニーズに合っているわけではないのが残念なところか。特に「厨房のありす」で毎回披露される門脇の長台詞に関しては、《大変なセリフで頑張ってるなと思いますが、それ以外で特に感想もないドラマ》という感想も出ている。「本当にあのような長台詞は必要なのか?」と疑問に感じている視聴者も少なくないようだ。そろそろ門脇による“普通の人の役”を見たいと思っている人が多いようだ。