高倉文紀
著者のコラム一覧
高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

新内眞衣の武器は抜群の順応力 番組を仕切って回す力を持つ希有な存在

公開日: 更新日:

 しかも、彼女はMC側に立ちながら、テキパキと完璧にこなすのではなく、スキを見せることも多く、天然な部分もあるので、好感度が高い。現在は「めざせ!切り出し職人」(テレ朝系)のMCのほか、ラジオでは「土田晃之 日曜のへそ」(ニッポン放送)のパートナーを担当。

 乃木坂46在籍時代に、同期加入の堀未央奈との対談企画でインタビューしたときに、新内眞衣が自分たち2期生について「まだみなさんに知られていない部分が多すぎると思う」(「日経エンタテインメント!」2018年2月号)と語っていたが、現在の新内眞衣にも「まだ知られていない部分」がいっぱいある。

 美脚の魅力(「an・an」の乃木坂46美脚選抜に選ばれたこともある)。乃木坂46では白石麻衣の後輩だったが実は年齢は新内のほうが上だということ(同じ1992年生まれだが、早生まれ)。そして、「東京の地下鉄のラインカラー当て」という謎の特技。

 新内眞衣はかつて自身のイメージカラーを、どんな色に合わせても温かい雰囲気になるベージュだと語っていたことがある。毒舌タレントやクールなイメージのタレントと共演しても、番組の雰囲気を温かなものに変える彼女に、ピッタリの色だ。そういう環境への順応力の高さは、社会人経験のたまものなのかも。ベージュのラインカラーを掲げて、今日も、まいちゅん号はテレビ・ラジオの世界を快調に走る。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大阪万博批判は出尽くした感があるが…即刻中止すべき決定版が出た

    大阪万博批判は出尽くした感があるが…即刻中止すべき決定版が出た

  2. 2
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  3. 3
    木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

    木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

  4. 4
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    浜辺美波は順風満帆、趣里は「ブギウギ」のインパクトが…NHK朝ドラヒロイン“その後の明暗”

    浜辺美波は順風満帆、趣里は「ブギウギ」のインパクトが…NHK朝ドラヒロイン“その後の明暗”

  3. 8
    仲野太賀に注目!NHK朝ドラ「虎に翼」で寅子と結婚…そして、もうすぐ“優三ロス”が起こる

    仲野太賀に注目!NHK朝ドラ「虎に翼」で寅子と結婚…そして、もうすぐ“優三ロス”が起こる

  4. 9
    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚会員限定記事

  5. 10
    山下智久「ブルーモーメント」急失速は出口夏希の中国語が原因? 興奮すると飛び出す“ナゾ設定”

    山下智久「ブルーモーメント」急失速は出口夏希の中国語が原因? 興奮すると飛び出す“ナゾ設定”