紀州のドンファンに“最も食い込んだ男”が明かす元妻の素顔

公開日: 更新日:

 4月28日、“紀州のドンファン”こと資産家・野崎幸助さん(享年77)を殺害した疑いが強まったとして、和歌山県警が元妻の須藤早貴容疑者(25歳)を殺人容疑で逮捕した。野崎さんが亡くなったのは約3年前の2018年5月24日。不審死だったため、以降、早貴容疑者の名前は捜査線上にあがり疑われてきた。早貴容疑者のドバイへの高跳び計画をつかんだ和歌山県警は急きょ逮捕に動いたようだ。

 それにしても一体、何があったのか。当時、事件に最も食い込み、日刊ゲンダイで「紀州のドンファンに何が起きたのか」を執筆したライター吉田隆氏の連載の一部を、以下に再掲する。同氏の緊急ドキュメントの初回(2018年6月9日付)のタイトルは「新妻さっちゃんを困惑させる実名報道」だ。

 ◇  ◇  ◇

 6月6日早朝、渦中の若妻さっちゃん(22歳 ※編集部注=早貴容疑者のこと。年齢は当時)が、羽田空港に現れた。彼女は、6月2日に南紀白浜から羽田空港に飛び、新宿にある自宅マンションの家宅捜索に立ち会っていた。


 空港には報道の数社が張り込んでおり、彼女に質問を浴びせた。が、彼女はサングラスにマスク、耳はスマホにつなげたイヤホンでふさいで完全無視。これがいつものスタイルだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  3. 3
    17億円の損害賠償「払う気ない」と発言…「漫画村」運営者の言い分は通るのか

    17億円の損害賠償「払う気ない」と発言…「漫画村」運営者の言い分は通るのか

  4. 4
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5
    浜崎あゆみの足の形は日本人の中では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に

    浜崎あゆみの足の形は日本人の中では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に

  1. 6
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  2. 7
    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

  3. 8
    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

  4. 9
    「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破

    「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破

  5. 10
    明石家さんまSPドラマ『心はロンリー』はフジの“忖度接待”作品? 辛辣感想に誤解も混じる

    明石家さんまSPドラマ『心はロンリー』はフジの“忖度接待”作品? 辛辣感想に誤解も混じる