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カセット復活の兆し 今やアナログは「ニューメディア」だ

「まだ作ってたの?」と思った人もいるだろう――。ソニーが磁気テープの「ベータビデオカセット」の出荷を来年3月に終了すると発表した。1975年の発売開始から41年で姿を消すことになる。

 ベータと聞いて思い出すのが日本ビクター(現JVCケンウッド)などVHS陣営との規格競争だ。ベータの出荷数は84年がピークで年間約5000万巻だったが、ソニーは規格競争に敗れ、02年にベータのVTR機器の生産を終了。その後はテープのみの生産を続け、今年度の出荷予測数は400巻まで落ち込んでいる。

「ベータユーザーのために宮城県の多賀城と豊里の工場でテープの生産を続けてきましたが、需要が少しずつ減少。11年のアナログ放送終了後はデジタル番組を録画できないため特に右肩下がりになりました。現在は直販で120分2本セットを1560円から販売しています」(ソニー広報・CSR部)

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