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“何もない”から日本一に 福島の旅館「八幡屋」快挙の理由

 福島県の旅館「八幡屋」をご存じか。実はこの旅館、福島出身者も「どこにあるの?」というほど知名度が低いのだ。場所は同県石川町の母畑温泉。阿武隈高原にある老舗旅館と言った方がまだピンとくるだろう。

 その八幡屋が業界紙の「旅行新聞新社」が実施している「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で総合1位に選ばれた。調査は全国1万6000の旅行会社の投票による。昨年まで36年連続1位だった和倉温泉の加賀屋(石川県七尾市)に代わってトップに躍り出たのだ。それも過去3回、12位→11位→9位と10位近辺をウロチョロしていたのがいきなりの1位。この快挙に地元は大騒ぎだ。

 15日、八幡屋に電話したところ、おかみの渡辺和子さんが「テレビ局などが取材にこられて大混雑しています」とうれしい悲鳴を上げていた。

「突然の1位に本当にびっくりしています。というより恥ずかしいくらいです。ウチは夏休みに子供向けに縁日を開催したり、春、夏、冬に1泊1万円で泊まれるお得な企画を実施しているくらいで、これといって目立つことはしていないのです。なぜ1位になったのか、こちらが教えていただきたいくらいです」

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