時給1100円、ベッドのウンチ掃除も仕事のひとつ…翌日から来なくなる人も
小池氏に風俗嬢が帰っていった理由を聞くと、こう話してくれた。
「一番多いのがお客さんが女性に高圧的なしゃべり方をしたり、『しょせん風俗嬢だろ』と見下した言い方をする場合です。『本番させろ』としつこく迫り、レイプまがいに挿入しようとするケースもあるようです」
このラブホは宿泊が1万4000円と比較的料金が安い。小池氏によると、お手頃価格のホテルの客ほど金銭にせこいという。金欠ぎみの客がなけなしのカネで最大限に楽しもうとするから、風俗嬢に無理難題を突きつける。その結果、女性に逃げられ、払った宿泊料金を取り返そうとしてトラブルが発生する。
ちなみにこのラブホは月に130時間働く人は労災保険に入ることができる。また200円の自己負担で500円の弁当を食べられるシステムも完備。それでも定着率は良くない。 =つづく
(林山翔平)