ニッタ×三ツ星ベルト 伝動ベルトを製造するゴム業界の大手を比較

両社の従業員データと定年後の推定資産（Ｃ）日刊ゲンダイ

　業績はどうでしょうか。2023年3月期（連結）で比較してみます。売上高はニッタが880億円、三ツ星ベルトが829億円。営業利益は50億円と90億円、純利益は109億円と71億円です。

　有価証券報告書によると、社員の平均年収はニッタが689万1000円、三ツ星ベルトが682万円。役員報酬は1人あたり平均で1770万円と2550万円です。

　年齢別の推定年収は、30歳時はニッタが515万円、三ツ星ベルトが520万円。40歳時は640万円と647万円、50歳時は723万円と730万となっています。

　生涯給与はこうです。

▽ニッタ…2億4600万円
▽三ツ星ベルト…2億5000万円

　両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産（貯蓄可能額）はニッタ3098万円、三ツ星ベルト3101万円です。85歳時は1292万円と1209万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。

（データ提供「Milize」=https://milize.co.jp）