金子勝 — 著者のコラム一覧

金子勝淑徳大客員教授

１９５２年６月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

金子勝の「天下の逆襲」

政策失敗でネタ切れ鳴り潜めた安倍政権のスローガン政治

公開日：2018/10/31 06:00　更新日：2020/03/03 15:01

“ネタ切れ感”／（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ようやく臨時国会が始まったが、安倍首相は所信表明演説からコケている。“やってる感”を演出してきたスローガン政治が、“ネタ切れ感”に変わったからだ。世論の半数超が反対する改憲案の国会提出をわめく前に、掲げた政策の大半が失敗していることを反省するのが先だ。

　国土強靱化を掲げ…

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

今すぐ登録ログイン

【連載】金子勝の「天下の逆襲」

前の記事金融危機再来でアベノミクス「見せかけ景気」は剥げ落ちる 2018/10/17 06:00
次の記事アベ外交に目をつむり…トランプ暴走でロジック歪める異常 2018/11/14 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事

■関連キーワード