“不動”の２位走るオリックス ベテラン平野が語る好調の理由

チームの牽引役／（Ｃ）日刊ゲンダイ

「常にというわけではないのですが、開幕戦の時にみんなの前で言ったことはあります」

――何と？

「今いるこのチームメート全員でできる限り長く野球をやろうと。シーズンもそうですし、今後もということです。一丸になって勝っていかないと、ずっと一緒のメンバーでできないじゃないですか。それと、ミスが出ても、人のせいにしたり、そのミスをした選手を責めないようにしようとも言ってます。昨年はそういう場面もありましたから。誰もミスなんてしたくないですし、そこで誰かを責めたって何の得にもならない。それより、そのミスを他の選手がどうカバーするかが大事なので。そういう意識を選手全員が持てるように、という気持ちは常に持っています」

――若手選手が多く、ここ数年、優勝争いに絡んでいません。ここからが正念場と言われていますが、大丈夫でしょうか？

「どうなるかはわかりませんが、たぶん大丈夫だと思います。油断とかもないですし、むしろ、こういう厳しい戦いをしながら、チーム力は上がってきていると思いますから」

――開幕前の下馬評は覆せると？

「頑張ります！」