資金は豊富…FA青木にナ・リーグ名門ブレーブス入り急浮上
ロイヤルズからFAになっている青木宣親(33)の周囲が騒がしくなってきた。
ナ・リーグの名門球団のひとつとして知られるブレーブスが獲得に動くという。15日(日本時間16日)、地元紙「アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション」が伝えている。
この日、ブレーブスは左翼のエバン・ガティス外野手(26)をトレードでアストロズに放出。今オフはキューバ人のディアン・トスカノを獲得したが、実力は未知数。手薄になった外野手を補強するため、ブレーブスは青木を獲得して左翼で起用する方針だという。
青木をめぐっては、これまで昨季のワールドチャンピオンチームであるジャイアンツの他、オリオールズ、ブルージェイズらが関心を示していた。「CBSスポーツ」(電子版)によれば現時点で青木を獲得リストに残しているのはオリオールズだけだという。
ブレーブスは昨年10月に就任したジョン・ハート編成担当役員のもと、チーム再建を図っており、J・アップトン(14億2500万円)、ヘイワード(5億5000万円)両外野手ら年俸の高い主力を相次いで放出。補強資金は大量に残っており、青木が希望しているとされる3年契約を提示する可能性はある。
青木は好条件を手にしそうだ。