信号調整、テレマーク… 欧米の“高梨イジメ”が始まった

公開日: 更新日:

 W杯ジャンプ女子の第5戦、第6戦が24、25日、ドイツ・オーベルストドルフで行われ、個人総合3連覇を目指す高梨沙羅(18)は3位、5位とふるわず、総合成績も2位に後退した。

 昨季は18戦して15勝と圧倒的な強さを見せたが、今季はノルウェーでの開幕戦は3位。10日、11日と札幌では連勝したものの、強風のため1回の飛躍で順位が決まった第4戦は7位だった。連続して表彰台の頂点を逃した高梨は、「しっくりきていない」と言ったが、技術の問題ではないかもしれない。

 スキー関係者が言う。
「ここ数年、高梨が無類の強さを誇ることで欧米での女子ジャンプ人気が落ち込んでいる。今季のW杯の試合数(計14試合)も昨季(18試合)に比べ4試合も減った。この先も高梨が勝ち星を伸ばせば欧米の女子ジャンプ人気はますます下がり、スポンサーも離れていく。ドイツ大会から最終戦(ノルウェー)まで続く欧州での試合では高梨を勝たせないよう、何かしらの“対策”を講じてくるのではないかと思っていたら、いきなりこの結果です」

■信号切り替えはジャッジ次第

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異