女子テニス「日本ナンバーワン」奈良くるみは“世界最少”
錦織ばかりが話題のテニス。日本女子のナンバーワンは? と言われても、にわかファンには「?」。
23歳の奈良くるみは2日付の世界ランクで、前週から3つ順位を上げて57位。現在行われているマレーシア・オープンでは1回戦を突破した。
09年にプロ転向。10年の全仏予選を勝ち上がり、グランドスラム初出場を果たす。昨年2月のリオ・オープンでは第5シードとして決勝へ進み、第1シードのザコパロバ(チェコ)を破りツアー初優勝。女子シングルスでの日本選手のツアー優勝は、09年韓国オープンを制したクルム伊達以来、通算8人目。8月の全米ではグランドスラムで初のシード(第31)選手となった。
ちなみに、身長155センチ(52キロ)は、ツアートップ100では最小。最高ランク(シングルス)は昨年8月の32位。同年賞金ランク59位。獲得額は47万985ドル。120円換算なら約5650万円だった。