敦賀気比が北陸勢初V センバツが“東高西低”なぜ様変わり?

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 敦賀気比(福井)の優勝で幕を閉じた第87回選抜高校野球。福井県としてはもちろん、北陸に春夏通じて初の優勝旗をもたらした。

 近年の高校野球で顕著なのが北海道、東北、北信越など雪国勢の躍進だ。かつては「高校野球弱小地区」といわれ、初戦負けは当たり前。それが今大会は松商学園(長野)を除いた5校がいずれも初戦を突破した。決勝にしても敦賀気比としのぎを削ったのは東海大四(北海道)だった。

 北照(北海道)、八戸学院光星(青森)、仙台育英(宮城)など、雪国でも野球強豪校は以前からあった。その多くは他県から有望な中学生をかき集めてつくったチーム。地元出身の部員だけで甲子園を勝ち進んだ学校はまれだった。

 しかし、そんな1県1強状態を打破すべく、他の学校も野球に力を入れるようになった。私学に負けじと、公立校でも体育科や推薦制度を利用して、野球のうまい中学生を受け入れる。そうやって私立と公立が切磋琢磨することで、かつての野球後進地方は力をつけていった。

 その過程で見逃せないのが中学生たちにボーイズ、シニアなどの硬式野球が急速に普及していった点だ。

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