野茂以来の快挙! 岩隈が“雑音払拭”のノーヒットノーラン

公開日: 更新日:

 試合後もスタンドからは「イワクマ」コールがやむことなく、ベンチから飛び出した岩隈は帽子を取ってファンの声援に応えた。

 今季終了後には契約が切れるため、7月には「トレード市場の主役」として注目された。実際に複数の球団が興味を示したが、親会社の任天堂アメリカの意向もあって、移籍は実現しなかった。今季は開幕直後に右僧帽筋を痛めて故障者リスト(DL)入り。約3カ月、戦列を離れるなど、故障がちなため「岩隈との再契約はリスクがあり過ぎる」と指摘する米メディアは少なくない。

 来季の去就に注目が集まる中、ベテラン右腕が周囲の雑音を封じるかのような大仕事をやってのけた。

▽岩隈のコメント
「気持ちいっぱいでいった。自分のボールを全部出していこうと気持ちで投げた」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「高校生を指名するのが怖くなった」…プロ球団ベテランスカウトが漏らす苦悩と本音

  2. 2

    自民・高市一派は衆院選28敗に終わる…全国サナエ行脚も虚しく「石破おろし」ご破算の目

  3. 3

    《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した裏に「カラダの問題」

  4. 4

    育成契約は嫌だった?ドラフトで名のある高校球児が軒並み指名漏れのカラクリ

  5. 5

    小泉進次郎氏サッサと選対委員長辞任…「すべて私が責任取る」で“泥舟からの逃亡”が真意

  1. 6

    岩井姉妹ワンツーフィニッシュでも「客離れ」に拍車…今季33試合のうち20試合がギャラリー減

  2. 7

    デーブ大久保さん(2)長嶋監督に「大洗を買いなさい」と勧められ「ゴルフ場も買えるんですね」と返したら…会員限定記事

  3. 8

    油を取ってスルスルやせる「MCTオイルダイエット」…実践した医師は2カ月で6キロ減

  4. 9

    阿部詩は大号泣、斉藤立も憔悴…ニッポン柔道大苦戦を招いた「全柔連の罪」

  5. 10

    RADWINPS野田洋次郎に“泥酔飲み会”報道 ファンも失望させた表現者としての「ダサさ」