高評価は小笠原とオコエのみ 高校生ドラフト候補“辛口”採点

公開日: 更新日:

 もっとも、上位指名されそうなのは投打でこの2人。後はひと山いくらの選手ばかりらしい。

「九州国際大付の山本武白志(内野手、右右)はパワーはあるが、バットが完全に下から出ている。元ロッテ監督で父親の山本功児さんにコンパクトな打撃を教わった方がいい。守備にも見るべきところがなく、プロでは厳しい。東海大相模の右のエース・吉田凌は今後の伸びしろで疑問符がつく。投手としてのスケールも含め、チームメートの小笠原に頭2つ分くらい劣る」(セのスカウト)

「仙台育英の右腕・佐藤世那はフォームがアーム式で、腕のしなりがまったくない。敦賀気比のエース平沼翔太(右左)は野手として評価が高いけど、本人が『投手しかやりたくない』と言っているらしい。強引に野手をやらせるわけにはいかないし、ウチではいりませんね」(ベテランスカウト)

 他にも花巻東の高橋樹也(投手、左左)、健大高崎の柘植世那(捕手、右右)、仙台育英の平沢大河(遊撃手、右左)などのドラフト候補はいるものの、「三拍子そろった平沢が3位で消えるかどうか。あとは指名されるとしても4位以下だろうね」とは前出のベテランスカウトだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異