実弟「野球賭博」で逮捕の波紋 ダルにもMLBの調査入る可能性

公開日: 更新日:

「平成の黒い霧事件」はどこまで広がるのか――。「野球賭博」で大揺れの球界。巨人に続いて浮上した“超大物”の現役日本人メジャーリーガーの名前に、球界に激震が走っている。米大リーグ・レンジャーズの「ダルビッシュ有」。弟で自営業のダルビッシュ翔容疑者(26)が、賭博開帳図利容疑で大阪府警に逮捕されたからだ。

 一緒に捕まったのは、鉄骨工田中凌(23)と韓国籍の無職宋尚哉(29)の両容疑者。翔容疑者と田中容疑者は共謀し、5月12~18日に行われた米大リーグとプロ野球の公式戦計44試合の勝敗について、胴元として客から計約1850万円の賭けの申し込みを受けたほか、同じ34試合について、今度は宋容疑者を胴元にして、田中らと計約1900万円の賭けを申し込んだ疑い。対象となった試合には、レンジャーズ戦も1試合含まれていた。

 翔容疑者らは自宅などで、無料通信アプリLINEを使って賭博のやりとりをしたり、賭け金の取りまとめをしたりしていたという。巨人の3投手のケースよりもタチが悪いのは、翔容疑者は「客」だけでなく、「胴元」も務めていたことだ。胴元は「寺銭」と呼ばれる手数料として賭け金総額の1割を受け取っていたといい、大阪府警は翔らが賭博で得た利益が暴力団などに流れた可能性もあるとみて調べている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状