“メジャー志向”SB松田と侍Jで接触の坂本に巨人ヤキモキ

公開日: 更新日:

 8日開幕の「プレミア12」に出場する侍ジャパンは4日、ヤフオクドームで練習を行った。今日5日のプエルトリコとの強化試合に向け、小久保監督は「野手は一打席一打席を大切に。投手は少ないイニングの中で自分なりの手応えを感じてもらえるような投球をしてほしい」と話した。

 メンバーでは海外FA権を取得したソフトバンク松田宣浩(32)に注目が集まる。権利行使の申請期限は10日。パドレスや阪神が獲得調査をしているが、その決断に影響を受けそうなのが代表で三遊間を組む巨人坂本勇人(26)である。

 2人は代表に招集されるたびに食事などで親交を深め、情報を交換しているという。同じ右の内野手。気が合う間柄のようだ。昨年末、坂本はこう言っていた。

「松田さんは右手と左手を離してバットを持つ。基本とは違うので常時はやりにくかったけど、ボクはヘッドが下がっちゃうところがあって、それが改善されるのではとアドバイスをもらった」

 打撃の助言をもらうのは結構だが、巨人が気を揉んでいるのは、この期間中にメジャー志向がクビをもたげてこないか、ということらしい。坂本は今年8月に球団最年少で国内FA権を取得。球界関係者が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋