父は転勤族…虎ドラ1高山を育てたのは“鬼軍曹”の母だった

公開日: 更新日:

「小さい頃からすばしっこくて、投げる球も速いし、コントロールも良かった。センスはあったようです。ただ私が小中とサッカーをやっていたので、野球ではなくサッカーをしてもらいたかった(笑い)。体がでかいのは、間違いなく私の遺伝子ですが、それ以外は何でって思うところばかりです」(辰雄さん)

 俊と一緒にキャッチボールを楽しんだのも小学校5年まで。単身赴任生活ということもあり、父と子はなかなか同じ時間を過ごすことができなかった。

「久しぶりに会うたびに体が大きくなっていてビックリしました。単身赴任でそばにいてやれなかった分、母親が父親代わりになって厳しく育ててくれました。水泳教室でみっともない記録を出すと、車に乗せず『ひとりで歩いて帰りなさい』と叱ったり、片付けや食事の仕方、礼儀作法など、躾だけは厳しくしたつもりです」(辰雄さん)

■親の前で泣いたのは一度だけ

 その甲斐あってか、親が思う以上に精神面は強くなった。日大三高2年の春の選抜では、広陵高の有原航平(現日本ハム)に2打席連続で抑えられ、決勝戦ではスタメンを外された。明大では入学1年目にいきなり計36安打するが、2年目に計26本まで減少した。しかし、壁に当たってもめげなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    佐々木朗希と山本由伸は“抱き合わせ”だったのか…ドジャース入りの裏で「謎の日本人」が暗躍

  4. 4

    かつての「打率4割男」は期待外れで戦力外…西武・林安可は母国・台湾野手の低評価を覆せるか

  5. 5

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  1. 6

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 7

    佐々木麟太郎に「個別育成プログラム」…マーリンズ入りには低予算球団ならではの“うまみ”あり

  3. 8

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  4. 9

    佐々木麟太郎を待ち受ける「8巡目指名」の地獄…メジャー到達率20%、過酷すぎる生存競争

  5. 10

    佐々木朗希に付いて回った“タンパリング疑惑”…ドジャース以外の29球団は「そこまでやるか」と激怒した

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    関根勤「枕営業」証言の衝撃…マリエ『すべてはつながっています』発言の真意

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    高市早苗が「2025年のバカ」第1位!不名誉トップ10に麻生太郎、“ウンコにタカる銀蠅議員”らがランクイン

  1. 6

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  2. 7

    高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧

  3. 8

    高市早苗氏が地元奈良でブチかました“敵前逃亡”…挙げ句に吐いた苦しすぎる“言い訳”

  4. 9

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  5. 10

    シングル盤を寄せ集めたB面がマジカルで実に楽しい