「三塁は今成で十分」の声も 阪神に早くもヘイグ不要論

公開日: 更新日:

 阪神のチーム内で、不安視されているのが新助っ人のヘイグ(30=ブルージェイズ)だ。

 キャンプ中盤の13日に左脇腹を痛めて別メニュー調整が続き、キャンプ打ち上げ前の23日に二軍に“送還”。調整遅れは必至だ。

 金本監督はヘイグを三塁で起用する方針というが、チンタラしている助っ人を横目に、好調をアピールしているのが同じ三塁手の今成(28)である。

 25日の日本ハムとの練習試合に途中出場し、九回に中前に鮮やかな安打を放つと、三塁守備でも軽快な動きを見せた。キャンプを視察する在京球団の編成担当が言う。

「20日の楽天戦で逆(左)方向に本塁打を打ったように打撃力は阪神の中でも上位だよ。三塁守備も悪くないしね。三塁はヘイグじゃなく今成で十分じゃないかと思う。ヘイグは打撃を期待されているわけだが、紅白戦の感じでは(昨年限りで退団した)マートンの方が上だよ。今成はもともと捕手だし、外野も守れる。使わないならぜひウチに譲って欲しいくらいだ」

 今成は打撃、守備だけでなく、明るい性格でチームのムードメーカーも担っている。金本監督はまさかの時の「3番手捕手」という役割も期待しているそうだが、バイプレーヤーにしておくのはもったいない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋