米公式球が負担に マエケンの肩肘を襲うさらなるダメージ

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 実際、この日はマウンド上で肩をグルグル回したり、肩肘のストレッチをしたりするしぐさが目立った。

 ボールに加え、登板間隔の問題もある。ドジャースの先発3番手は公式戦に入ると登板間隔が比較的空くが、オープン戦中は原則、中4日。広島の黒田がメジャー1年目、登板間隔に苦しんだように、ペースをつかむまではしばらく、肩や肘に張りを抱えたまま次のマウンドに登ることになる。

 前田はただでさえ肩肘に不安を抱えている。だからこそ年俸も3億5000万円と、メジャーの先発投手にしては格安だった。痛んだ肩肘をさらなるダメージが襲う可能性があるのは、実戦がスタートしたこれからなのだ。

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