5月復帰のダル安心できず レンジャーズ先発陣は今季大充実
オープン戦序盤とはいえ、レンジャーズの先発陣は好調で、ここまで登板した先発候補6人のうち、失点したのはハメルズのみ。昨季、4年ぶりの地区優勝に貢献した先発陣は今季も健在だ。
ダルが不在の間、5番手を争う若手投手陣が成長したこともあり、前田健太のドジャース同様、レンジャーズの先発投手も質、量とも豊富。昨季はダル、ホランドが早々と離脱し、先発陣のやりくりに苦労したジェフ・バニスター監督は「ダルも戻ってくるし、逆にやりくりが大変になる」とうれしい悲鳴とばかりに投手陣の充実ぶりに目を細めている。
年俸1000万ドル(約11億4000万円)のダルはハメルズ(2250万ドル=約25億6000万ドル)に次ぐ高給取り。球団としては遊ばせておくわけにはいかないが、ウカウカしているとメジャー復帰を先送りされる可能性もある。