<第3回>「お兄ちゃん、あんた最後まで粘るねえ」と話しかけられ…
「肉のきたじま」の前で私はずっと待っていた。近隣住民の取材もあらかた終え、なんとか父親・富士男さんの話が聞けないかと粘ることにしたのだ。
ワイドショーや競合の雑誌記者も店の前で待っていたが、取材拒否の態度がかたくなだったため引き揚げていく社も出てきた。そろそろ閉店の時間。…
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