今夜初対決! 鼻息荒い金本阪神に由伸巨人がクールな理由

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 今日5日から巨人高橋由伸(41)と阪神金本知憲(48)の新監督が東京ドームで初対決する。

 現在5勝3敗1分けで2位につける阪神は、7勝2敗で首位に立つ巨人相手に腕を撫す。金本監督は開幕前にNHKが行ったセ・リーグ6球団の監督座談会で、負けたくない監督として「由伸巨人」の札を上げた。「阪神ファンは巨人に勝てば納得してくれる」と説明し、宣戦布告した。昨秋の就任早々、「(高橋監督を)意識は多少する。新人監督同士で巨人だし。現役時代の印象? 見ての通りの男前でさわやか。ボクとは対極にいる感じの好青年」とも言っている。そもそも「他に負けても巨人にだけは勝て」というのが阪神。ハナからバチバチに火花を散らして当然だ。

 一方で自然体というか、相手にしていないのが高橋監督だ。前出のNHKの対談では「何を考えているか分からないと思われた方がいいなと思って」と話した通り、開幕以降、喜怒哀楽をほとんど表情に出していない。一番手ごわいのは「緒方広島」とキッパリである。

 確かにそうだ。昨季、巨人は16勝9敗と阪神をボコボコにした。12年以降4年連続で勝ち越し中。しかも、巨人の先陣は左腕のポレダが切る。昨季8勝中5勝を阪神から挙げた虎キラーである。

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