昇格の守屋を先発抜擢 阪神・金本監督が貫く“超実力主義”

公開日: 更新日:

 二軍には一軍経験のある岩崎らが控えている。あえて守屋を先発起用したのはなぜか。

「和田監督時代は一軍とフロントが主導して選手の入れ替えを行ってきた。二軍から推薦した選手とは違う選手が起用されることも少なくなかった。話し合いがほとんどないという閉塞的な雰囲気があったから、金本監督は就任当初から一、二軍の風通しを良くしようとしてきた。二軍の推薦があればドンドン起用したいと思っている。それが開幕直後に二軍から昇格し、先発ローテ入りしている岩貞であり、今回の守屋だ」(前出のOB)

 高山、横田、江越ら若手野手は結果を残せば使い続ける一方、ベテランや外国人選手に遠慮はしない。先日は新助っ人のヘイグを不調とみるや二軍落ちさせた。金本監督は「実力主義」を貫き、チーム全体を活性化しようと考えているのだろう。

「近年、助っ人やFA補強に頼った編成をしてきた阪神にとって、自前の選手の底上げが必要不可欠。金本監督はその重要性を認識し、2年、3年先も見据えている。守屋の起用によって、二軍選手は頑張れば一軍で使ってもらえるという雰囲気になりつつある。秋山、島本、横山、石崎など二軍で伸び悩んでいる投手が一軍に上がってくるようになれば、金本監督のチーム改革はかなり浸透したといえるだろう」(マスコミ関係者)

 敗戦のなかにも「超変革」のスパイスが効いているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士