交流戦で打撃絶好調 ソフトB城所を変えた工藤監督の言葉

公開日: 更新日:

 かつて「伏兵」だった姿はない。

 交流戦に入ってからバットが止まらないのが、ソフトバンクの城所龍磨(30)だ。16日のヤクルト戦でも2安打2打点、1本塁打。38試合88打席で打率.375、5本塁打、14打点と大活躍している。12日の巨人戦では2打席連続ホームランを放ち、「驚きました」と言う工藤監督の丸い目をさらに丸くさせた。

 03年ドラフト2位でホークスに入団するも、主な役割は代走か外野の守備固め。最多出場は11年の108試合だが、わずか30打席。昨季までのプロ11年で、ホームランはたったの1本だった。

 それが今や「打」の選手として2番に定着。藤井チーフ打撃コーチは「ボールをしっかり呼び込んで、相手投手のスピード感をなくして打てるようになった」と話すが、心境の変化も大きかったという。城所がこう言った。

「工藤監督のため、チームのためというのが大きいですね。僕は昨季、オープン戦で左腕を骨折。8月の復帰初戦で左肩を脱臼した。さすがにクビも覚悟したほどです。でも、工藤監督は『すぐに肩の手術をした方がいい。今季はもう出場できなくても、来季に向けてリセットできるじゃないか』と言ってくれたんです。その後、8月下旬に手術をした。手術をさせてくれたチームに恩返しもしたいですからね」

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