本田頼みと珍交代で豪と分け 「ハリルの限界見えた」の声

公開日: 更新日:

 しかし、ここから日本はオーストラリアの圧力に押されて後手に回るようになり、前半のボール支配率はオーストラリアが67%と日本を圧倒。後半に入って7分には原口がPKを献上。1―1の同点に追い付かれた後もオーストラリアの攻勢は続き、日本は「勝ち点2を失った」のではなく、勝ち点1を喜ぶべき内容だった。現地取材の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「オーストラリアの平均身長185.5センチに対して日本は179.5センチと上背を含めたフィジカルの差は歴然。今までのオーストラリアのようにフィジカルの強さを前面に押し出し、徹底して空中戦を挑んできた方が、日本としては戦いづらかった。ところがオーストラリアは、グラウンダーのボールをつないでポゼッションを高める戦術を取り入れている真っ最中。1―1のドロー決着は日本にとって、ラッキーだったといえるでしょう」

■疑問だらけの選手交代

 やはり現地取材の元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏が「内容はオーストラリアが日本を完璧に上回っており、試合を通して実感したのは『ハリルホジッチ監督の限界が見えた』ということに尽きます」とさらにこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  1. 6
    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

  2. 7
    元Kis-My-Ft2“辞めジャニ”北山宏光の大誤算…ソロコンサートのチケットが売れない!

    元Kis-My-Ft2“辞めジャニ”北山宏光の大誤算…ソロコンサートのチケットが売れない!

  3. 8
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  4. 9
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  5. 10
    岸田首相の起死回生策? 国会閉幕後に囁かれる「オールスター内閣改造」は成功するのか

    岸田首相の起死回生策? 国会閉幕後に囁かれる「オールスター内閣改造」は成功するのか