野手1人は後日発表…侍J小久保監督を悩ます“緊急事態”
「日に日に緊張感が高まっている。頭の中は、メンバー編成や起用のことでいっぱい」
24日に行われたWBC日本代表の最終メンバー発表会見。侍ジャパンの小久保監督がこう話した一方、ドタバタもあった。本来なら28人全員を発表するところが、直前に辞退者が出たため、野手1人の発表は後日に先送りされた。
こうした緊急事態は、今後も起こり得る。投手については今大会から10人の予備メンバーを登録することができる一方、野手はこれまで同様、故障者が出た場合のみ入れ替えとなる。
過去の3大会では直前合宿の際に候補選手の選考が行われた。しかし今回は、メンバーの最終提出期限が2月4日と前倒しされたため行わない。
今後、侍メンバーにケガ人が出た場合は、大会途中だろうと代替選手に緊急招集がかかる。いきなり呼ばれる選手も大変だが、誰かが欠けた時の代役を想定せざるを得ない小久保監督も大変だ。