速球170キロへ ハム大谷には別メニュー調整が進化の好機

公開日: 更新日:

 右足首の故障でWBCを回避した日本ハム大谷翔平(22)。米アリゾナ州ピオリアのキャンプでランニングのスピードや量は少しずつアップしているものの、依然、別メニュー調整が続いている。

 7日(日本時間8日)には、現地入りしてから初めてスパイクを履き、約80メートルの距離でキャッチボールを行った。

「(スパイクを履いたのは)グラウンドが濡れていたので滑らないようにです。(状態は)徐々に上がっているかな」と明るい表情で話したものの、ティーやトスなどの打撃練習も屋内練習場に限定されているため、「引きこもりになっているので、外で打ちたい」と話したことすらあった。

「大谷が引きこもっているのはグラウンド内に限りません」と、現地で取材する放送関係者がこう言った。

「宿舎から歩いて5分くらいのところにスーパーマーケットがポツンと1軒だけあって、選手たちは三々五々、買い出しに出掛けています。けれども、大谷はそこにすら行っている気配がありません。アリゾナキャンプ唯一の休日だった5日(日本時間6日)も、選手は買い物や、スコッツデールで行われたゴルフの松山の試合を見に出掛けていましたが、大谷は宿舎で静養。グラウンドやウエートトレの施設に顔を出すこともなく、部屋に閉じこもっていた。テレビのチャンネルはペイトリオッツが大逆転で制したNFLスーパーボウルに合わせていたようですけど、さほど熱心に見入っていたわけでもなさそうです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発