U18W杯で清宮凌ぐ活躍 2年コンビ藤原&小園の実力と評判
待望の一発が出た。
日本時間6日未明にカナダで行われたU18野球W杯の南アフリカ戦。4番DHで出場した清宮幸太郎(早実)が四回、113キロのチェンジアップを右越えに本塁打。高校代表としての初アーチは高校通算110号となった。試合も12―0で七回コールド勝ち。清宮は「打った瞬間行ったなと思った。110って響きがいいですし、節目の1本だったと思う」と、笑顔だった。
しかし、対戦した南アは平凡なフライを捕球し損なうなど7失策を記録する、野手も投手も日本の中学生レベル。にもかかわらず、清宮は本塁打以外は快心の当たりはなく、中村(広陵)は4タコ。安田(履正社)は2安打するも相手の拙い守備に助けられたものもあった。
日本が誇る「ドラ1候補」の3人がなかなか調子が上がらない一方で、アピールをし続けているのが2年生の藤原恭大(大阪桐蔭)、小園海斗(報徳学園)である。
藤原はこの日、スタメンから外れたものの、ここまで打率.375。小園はこの日、3安打2打点で打率はチームトップの・500になった。