最年少殿堂入り 松井秀喜氏「巨人監督就任」は実現するか

公開日: 更新日:

 15日、今年の野球殿堂入りが発表され、競技者表彰プレーヤー部門に巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(43)、現阪神監督の金本知憲氏(49)、同エキスパート部門に元巨人監督の原辰徳氏(59)を選出した。

 43歳7カ月で選ばれたゴジラは史上最年少での殿堂入り。父の昌雄氏を通じて、拠点としているニューヨークから「大変な名誉。この上ない喜びと光栄な気持ちです」とコメントした松井に、読売関係者がこう言った。

「(2013年に)国民栄誉賞を授与され、今回は最年少での野球殿堂入り。残る勲章はうちの監督就任だけでしょう。巨人監督にも同じように名誉を感じて欲しいよ」

 が、巨人関係者やOBは、松井と親しければ親しい人ほど、「いくらラブコールを送っても、巨人の監督はやらないでしょ」と口を揃える。

 家族水入らずで穏やかに暮らせるニューヨークでの生活が気に入っているし、マイナー選手を指導する今のヤンキースGM特別アドバイザーの仕事にもやりがいを感じているともっぱら。13年3月に誕生した長男、17年1月に授かった次男と2人の子供もまだ小さく、日本に生活拠点を移すのは現実的ではない、というのがその理由だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 2
    貧打に喘ぐ阿部巨人…評論家・秦真司氏が危惧する「坂本勇人の衰えと過度な主力依存」

    貧打に喘ぐ阿部巨人…評論家・秦真司氏が危惧する「坂本勇人の衰えと過度な主力依存」

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    ロッテ4年10億円男・中村奨吾が“不良債権化”…ファンは怒り呆れ、SNSは批判の大喜利状態

    ロッテ4年10億円男・中村奨吾が“不良債権化”…ファンは怒り呆れ、SNSは批判の大喜利状態

  5. 5
    西武・渡辺GM兼監督代行が「現場目線」のトレード模索 12球団ワースト貧打は松井監督時代より悪化

    西武・渡辺GM兼監督代行が「現場目線」のトレード模索 12球団ワースト貧打は松井監督時代より悪化

  1. 6
    伝説のサラリーマン投資家 日本株はバブルと呼ぶには程遠い「儲けるチャンスは大あり」

    伝説のサラリーマン投資家 日本株はバブルと呼ぶには程遠い「儲けるチャンスは大あり」

  2. 7
    眞鍋かをり「野党は文句しか言っていない」にツッコミ猛拡散 イベントで小池都知事と同席の過去

    眞鍋かをり「野党は文句しか言っていない」にツッコミ猛拡散 イベントで小池都知事と同席の過去

  3. 8
    “投手”大谷の「球速低下」と「二刀流断念論」との戦い…2度目手術後は“選手寿命激減”と米論文

    “投手”大谷の「球速低下」と「二刀流断念論」との戦い…2度目手術後は“選手寿命激減”と米論文

  4. 9
    蓮舫氏の東京都知事選出馬に右往左往、毒舌批判する《#パニックおじさん》って何だ?

    蓮舫氏の東京都知事選出馬に右往左往、毒舌批判する《#パニックおじさん》って何だ?

  5. 10
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」