連敗を6で止める豪快3号 巨人岡本がゲレーロを追い出す日

公開日: 更新日:

 巨人岡本和真(21)が泥沼のチームとエース菅野を救った。

 13日の広島戦で先発の菅野が初回に先制点を奪われたが、その裏にマギーの適時打で勝ち越しに成功。続く岡本が左中間に豪快に3号2ランを叩き込んで一挙5点を挙げた。2試合で10点を失い、連敗中だったエース菅野はその後は立ち直り、初勝利。チームの連敗を6でストップさせた。

 打率.283、3本塁打となった岡本は、前日に打順が6番から5番に昇格。新クリーンアップとして、リーグ2位の13打点目を挙げた。

 五回に左手に死球を受けて途中交代したものの、高橋由伸監督(43)は「大事を取って」と問題なしを強調。中日横浜などで活躍した評論家の門倉健氏がこう言う。

「今年は軸がブレなくなり、フォロースルーが大きくなった。アーチストの打ち方になってきましたね。本塁打した球は132キロのスライダーかカットボールですが、変化球で抜かれても、崩されたり泳がされたりしないのは、投手としては脅威。4番マギー、5番岡本が揃って一発。新打順もまずまず機能しています。特に5番は大事。昨年首位打者を取ったDeNAの宮崎は、5番に定着したことで4番筒香の負担を減らし、打線がつながりだした。あとは3番のゲレーロですね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  3. 3
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  4. 4
    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

  5. 5
    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

  1. 6
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

  4. 9
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  5. 10
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白