日大問題で衝撃の中間報告…内田前監督らの逮捕はあるのか
試合から8日後、内田氏の指示を受けた井上氏が宮川選手をはじめとする関係部員を呼び出し。日大関係者が「タックルが故意に行われたものだと言えばバッシングを受けることになるよ」などと圧力をかけ、内田氏の関与を否定するよう求める口封じを画策。その2日後も日大の事情聴取を控えた部員数人に同様の要求をし、もみ消しに動いたという。
中間報告は、問題発生の背景として内田氏と井上氏の人物像についても言及。内田氏をこう評した。
〈平成29年復帰以前の第一次監督時代、自己の意向に沿わないコーチに激しい暴力を振るって大怪我をさせたり、選手に対する暴力を伴う指導(いわゆる鉄拳制裁)を拒否するコーチを辞任に追い込んだりするという暴力体質〉
井上氏についてはこうだ。
〈強大な権限を有する内田氏の意向には万事無条件で服従する傾向にあり、周囲には内田氏のお付きないし小間使いのような存在と認識されていた〉
今後の焦点は傷害の共謀共同正犯や教唆犯に、2人を問えるのか、だ。