マリナーズ菊池がメジャー初完封 田中将大以来日本人4人目
日本人ルーキーが、大仕事をやってのけた。
マリナーズ・菊池雄星(28)が18日(日本時間19日)のブルージェイズ戦に登板し、2安打、8三振、1四球でメジャー初完封。6月23日のオリオールズ戦以来、56日ぶりの5勝目(8敗)をマークした。
三回先頭打者に二塁打を許したものの、得点圏に走者を背負ったのは、この回だけ。グリチック(23本)、グリエルJr(19本)ら、一発のある強力打線を相手に、わずか96球で手玉に取った。
日本人投手による完封は10人目。精密機械の異名を持つ好投手にちなみ「マダックス」といわれる100球以内での零封は、14年のヤンキース・田中以来、日本人4人目となった。