八村塁14試合連続スタメン起用も…コーチ悩ます貢献度不足
米プロバスケットボールNBAワシントン・ウィザーズ・八村塁(21)が24日(日本時間25日)、本拠地キャピタル・ワン・アリーナでのサクラメント・キングス戦に出場。立ち上がりから積極的に攻守に絡み、第1クオーターは序盤に3ポイントシュート(P)、フリースローを決めるなど、第2クオーターまでで7得点、4リバウンドをマークした。
八村は、20日のスパーズ、22日のホーネッツと2戦連続15得点をマークしながら、チームへの貢献度、印象度では同僚を下回っている。この間、同じフォワードで3Pの名手であるダービス・ベルターンス(27=ラトビア)は、試合終盤から投入されて、いずれも20得点以上をマークしている。劣勢の場面で起用され、試合の流れを変える働きを見せており、チームの今季初の連勝に貢献した。
八村を開幕から14戦連続でスタメンで起用しているスコット・ブルックス・ヘッドコーチは「ルイ(八村)にもっと出場機会を与えたい」としながらも、「スタメンとはいえ、試合終盤でのプレータイムを保証されているわけではない」と、苦しい胸の内を明かしている。日本人ルーキーは勝負どころでのプレータイムを勝ち取れるか。