マイナーに2人いるだけの女性審判…MLBは旧態依然の男社会
MLBは米国のメジャースポーツの中で最も女性の進出が遅れていると批判されている。
NBAでは今季4人の女性審判がフルタイムで活躍しているが、MLBにはひとりもおらず、マイナーに2人いるだけ。他の分野でも大きく立ち遅れている可能性があるのでMLBでは、どの程度女性が進出しているか調べてみた。
■監督・コーチ
フルタイムで監督、コーチとして活動している女性はひとりもいないが、短期間マイナーのコーチとして雇われる女性は出始めている。その第1号となったのはジャスティン・シーガルで2015年に秋の教育リーグで2週間コーチを務めた。第2号は今年のキャンプでコーチを務めたベロニカ・アルバレスで、女子野球米国代表チームでキャッチャーを務める現役選手だ。2人を招聘したのはともにアスレチックスだが、あくまでも期間限定であり、話題づくりの一環という感じがしなくもない。
■GM