渋野日向子は激動の1年が終了 さらに飛躍するための課題は
今季、女子ツアーは最終戦まで賞金女王タイトルの行方がもつれ、テレビ中継も最終日に高視聴率をマークしました。
2年ぶりに賞金女王に輝いた鈴木愛や、賞金ランク3位に終わった申ジエの頑張りもさることながら、やはり、渋野日向子(同2位)がツアーを大いに盛り上げてくれたと思います。
LPGAツアー選手権リコーカップ会場(宮崎CC)はグリーン回りがティフトン芝であり、ライはボールのところに行ってみないと分からない。状況に応じて打ち方を変える必要があり、出場選手はみな苦戦していました。渋野もアプローチに苦労してピンに寄りませんでした。
また、例年より重いコーライグリーンで初日、2日目とも普段強気なタッチが弱かったり、強かったりと合っていませんでした。
ところが3日目、4日目とだんだん適応していったのはさすがです。
初日は9番パー5で2オンに成功しながら4パットボギー。そして、後半に1イーグル、1バーディーと後半で取り戻す気持ちの切り替えが早い選手です。それはコメントでもよく分かります。