ヤクルト内から聞こえ始めた「奥川は慎重すぎないか?」声

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 小野寺二軍投手コーチも、「慎重すぎる? たとえそうだとしても(慎重な調整は)必要なことです」と話している。

 ヤクルトの昨季のチーム防御率は12球団ワーストの4・78。猫の手も借りたいのが実情で、奥川は高校生ながら即戦力と期待されていた。キャンプ、オープン戦で投手陣に改善されるメドが立たないようなら、「慎重すぎる」という声はさらに膨らむだろう。本人は投げたいに決まっているし、調整を急げば、取り返しのつかないことになりかねない。若手投手の故障離脱はヤクルトにとって「いつか来た道」。また同じ道をたどるのか……。

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