中日・白井オーナー退任で高まる「立浪監督」誕生の可能性

公開日: 更新日:

 気運が高まってきたことは間違いない。

 27日、中日は白井文吾オーナー(92)の退任が内定したと発表。大島宇一郎取締役オーナー代行(55)が後任となることが決まった。

 白井オーナーは今後、一線を退いて名誉オーナーになるという。これでいよいよ現実味を帯びてくるのが「ミスタードラゴンズ」こと、立浪和義氏(50)の現場復帰だ。

 1987年にドラフト1位で入団し、中日一筋22年。竜の不動のレギュラーとして活躍した。現役通算2480安打、1037打点、171本塁打、打率・285。487の二塁打はいまも破られないNPB記録だ。

 そんな地元名古屋が誇るスター選手でありながら、2009年に引退してからは一度もユニホームを着ていない。

「かつての立浪さんは派手な女性関係をはじめスキャンダルが多かった。現役時代に球団フロントが、『君も将来の幹部候補なんだから、少しは身を慎まないといけない』と注意したが、その後もいろいろと週刊誌をにぎわせた。そんな立浪さんに対して白井オーナーは『オレの目の黒いうちは、絶対にユニホームを着させん!』と激怒したといわれている。それでも、立浪さんは球団OB内でも人望があり、『監督になってくれ』と推す声も多い。白井さんが退任するのであれば、いよいよ現場復帰の流れになるのではないか」(スポーツ紙記者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」