筒香に弾き出され…レイズ二刀流マッケイがマイナーで開幕

公開日: 更新日:

 レイズは26日(日本時間27日)、開幕ロースター26人を発表。このオフにDeNAからポスティング移籍した筒香嘉智外野手(28)は、順当に開幕ベンチ入りメンバーに名を連ねた。

 その一方、キャンプ、オープン戦でメジャー定着を目指していた有望株7人にマイナー降格が告げられた。レイズには将来を嘱望される若手選手が多く、エンゼルス・大谷翔平(25)に次ぐ投打の二刀流として期待されるブレンダン・マッケイ(24=左投げ左打ち)は、今季開幕を傘下3Aダーラムで迎えることになった。

 マッケイは昨年6月にメジャーデビューし、13試合(先発11試合)に登板し、2勝4敗、防御率5.14、野手では11試合に出場し、10打数2安打の打率2割、1本塁打、1打点。ポストシーズンはリリーフで起用され、3戦連続無失点と好投した。今春のオープン戦では2試合(計2.1回)を投げ、0勝1敗、防御率15.43だった。キャンプでは二刀流での出場を見据えて、投打とも調整を続けてきたが、実戦の打席には立たなかった。

 地元紙タンパベイ・タイムズ(電子版)など、複数の米メディアによれば、チームは依然としてマッケイを二刀流として育成する方針。開幕ロースターから漏れたのは、筒香の他、韓国人内野手の崔志萬ら左打者が多いチーム事情からだという。

 この日は、MLBと大リーグ選手会が今夏のドラフトを通常の6月から7月に延期して行うことで合意した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    星野源“ガセ不倫”騒動の裏側、狙い撃ちされたワケ…新垣結衣がラジオ番組に電話出演して否定

    星野源“ガセ不倫”騒動の裏側、狙い撃ちされたワケ…新垣結衣がラジオ番組に電話出演して否定

  5. 5
    西武“ナベQ”監督代行の来季続投に早くも現実味 大物OBソッポ…「松井監督生贄」の波紋

    西武“ナベQ”監督代行の来季続投に早くも現実味 大物OBソッポ…「松井監督生贄」の波紋

  1. 6
    北村匠海の悲痛告白でファンも初めて知った「誹謗中傷」…数年前から囁かれていたデマの出所

    北村匠海の悲痛告白でファンも初めて知った「誹謗中傷」…数年前から囁かれていたデマの出所

  2. 7
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 8
    大阪万博は災害対応もグダグダ…大雨で会場孤立化・水没の想定も「防災実施計画」策定されず

    大阪万博は災害対応もグダグダ…大雨で会場孤立化・水没の想定も「防災実施計画」策定されず

  4. 9
    「世界一長いペニスを持つ男」の不満 メキシコ政府からは身体障害者の認定

    「世界一長いペニスを持つ男」の不満 メキシコ政府からは身体障害者の認定

  5. 10
    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末