大リーグ監督の年俸ってどれぐらい?給料の削減許可で注目
給料を減らされるのは選手に限らない。
米大リーグ(MLB)のマンフレッド・コミッショナーは20日(日本時間21日)、各球団に監督、コーチ、トレーナー、スカウトの解雇、または給与の削減を許可すると伝えた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、メジャーは開幕のメドすら立っていない。各球団が財政面で大きなダメージを受けるからだ。これによって監督やコーチまでクビになるとは思えないが、そもそもメジャーの監督の給料はいくらくらいか。
監督の年俸はかなり個人差がある。1年生監督は1億円程度。日本球界と大差ないとはいえ、実績ある監督は比べものにならないくらいの大金を手にしている。
■大谷のボスは3年13億円
大谷のボスで、今季からエンゼルスの指揮を執ることになったマドン監督(66)の年俸は3年約13億円。カブスの指揮を執った15~19年の5年間の総額は約27億円だった。ア・ナ両リーグで最優秀監督賞3回。それまで低迷していたレイズをワールドシリーズ、カブスを108年ぶりの世界一に導いた実績が高額な給料につながっている。