安倍昌彦スポーツライター
１９５５年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。
県岐阜商・佐々木泰の内角のさばき方が巨人坂本に重なる
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アマ球界では右の強打者が少なく、その点でも希少価値が高い。
主に三塁を守り、投手も兼務する。打者としての評価が高いだけに、安倍氏は今後、どのポジションを守るのか注目している。
「将来的にはバットマンに専念し、打撃を生かしていくことになるでしょう。そうなったときに、本当に自分に合ったポジションに恵まれるかどうかが大事になってくると思います。三塁手としてはもう少しフットワークを使う意識があるといいなと思いますが、上の世界では、打撃を生かすために、より守備の負担が少ない外野にコンバートするという手もある。これは周りの大人が考えてあげないといけないことなのですが、今後、最も適性のあるポジションに出合えるといいなと思いますね」 （おわり）
○ささき・たい 岐阜県生まれ。１８０センチ、７８キロ。右投げ右打ち。
