田子ノ浦親方が“泥酔醜態”…元横綱・稀勢の里の独立急加速

もともと折り合いが良くない2人（2019年の断髪式での田子ノ浦親方と元横綱稀勢の里・荒磯親方＝右）／（Ｃ）共同通信社

「荒磯は田子ノ浦部屋の部屋付きだが、親方とはほとんど話もしない。なにせ、田子ノ浦親方は無類の遊び好きの上、元前頭といっても幕内にいたのは通算５場所と実績がない。弟子への指導も自信がないのか、消極的です。荒磯は厳格な先代鳴戸親方（元横綱隆の里）に育てられただけに、今の親方とは水と油。今回の件でいよいよ見限るんじゃないか」

　弟子もカネも必要な独立はそう簡単なことではないが、「確かに内弟子もいないし、おかみもいない。土地や物件の問題もある。でも、コロナ禍の前は積極的に全国の中学、高校の強豪相撲部に挨拶回りに行くなど、精力的に活動していた。おかみがいなくても、信頼できるマネジャーがいれば部屋は回せる。『横綱稀勢の里』とあれば、スポンサーにも困らないだろう」（前出の親方）。

　元横綱が兄弟子に三くだり半を突きつける日は、案外早そうだ。

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