ロシアのフィギュアスケート界もコロナ禍に見舞われ、多数の現役選手が感染した。2018年平昌五輪女子シングル銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(21)は体力の回復が遅れ、故障もあってロシア選手権欠場を余儀なくされた。地元メディアによれば、シェルバコワも昨年11月に感染が発覚し、本番では体調不良を押して滑り切った。他にも後遺症とみられる肺の不調を訴えた選手が少なくなかったという。
今後もロシア勢が後遺症に悩まされれば、練習もままならなくなる。ロシアの牙城を崩すためにも、紀平は世界選手権に万全の状態で臨むしかない。
紀平梨花が躍進誓う世界選手権 勝機はロシア勢の“後遺症”
「世界選手権ではノーミスの演技をして、五輪への自信にしたい」
昨年末のフィギュアスケート全日本選手権で連覇を達成した女子シングルの紀平梨花(18)が、3月の世界選手権(ストックホルム)での躍進を誓った。
6日は全日本選手権で4連覇した男子シングルの宇野昌磨(23)…